クレジットカード番号が流失した場合のいざという時の対処法
先日、7700万人分ともいう途方もない数の個人情報が漏洩してしまった可能性のあるソニーの流出問題
ソニーの個人情報流出とは無縁だったという方も、これからの情報流出に備えておくことが必要です。
クレジットカードに対しての知識があまりなく、情報流出自体が初めてという方は
パニック状態に陥りがちですが、まずは焦らず落ち着くことです。
そしてトラブルが起きてしまった時に焦らず落ち着いて対処ができるように、
日頃から必要事項(カードの種類、各カード番号・連絡先など)をメモしておくことをオススメします。
万が一、自分のクレジットカード番号が流出してしまった場合には、しっかりと以下の対策を行うようにしてください。
番号が流出したクレジットカードだけに限ることではありませんが、毎月郵送されてくる、もしくはインターネット上で
確認することが出来るクレジットカードの利用明細書は、きちんと1つ1つ確認するようにしてください。
その中でもし、自分が使ったものではない利用履歴があったとしたら、クレジットカード会社に連絡をして相談するようにしましょう。
また、クレジットカード番号を変更してしまうのも一つの方法です。
クレジットカード会社の中には特に流出事件などが発生しないと番号変更を拒む企業もありますが、
今回のように大きな事件としてニュースになった情報流出の場合には、クレジットカード会社も番号変更に応じてくれます。
変更方法としては『このクレジットカード番号が流出してしまったみたいなので、
番号を変更してもらえますか?』とクレジットカード会社にたいして電話をするだけです。
ただし、クレジットカード番号を変更するデメリットとしては、
1、電気代やガス代といった公共料金の支払いにクレジットカードを登録している場合には、番号変更とともに登録番号も変更する必要性がある。
2、番号切替のタイミングでだいたい3日~1週間程度、クレジットカードが使えない期間が出来てしまう。
3、クレジットカード再発行費用の負担を求められる場合がある。
このあたりの事があるので注意が必要です。
最後に、クレジットカード会社に電話をして現状を聞きます。
クレジットカード会社には必ず情報流出の実態や被害状況などが共有されていますので、
それらを元にみなさんにたいして的確なアドバイスをしていただけるはずです。
今回のように大規模な情報流出事件が発生してしまうと、クレジットカードより現金払いのほうが良いという意見が強くなりますが、
仮に悪用されてしまったとしてもそれを守ってくれる保険がついています。
今は、なかなか難しいかもしれませんが、これからも安心してクレジットカードを使ってみてはいかがでしょうか?
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