夏の電力不足に備え今すぐできる節電対策
福島第1原発の事故で関東の電力が不足したことにより
東京電力は電力需給が切迫したことから、同社初となる計画停電に踏み切りました。
また、関西でも福島第1原発事故を受け定期検査中の原発の運転再開が見通せないために
関西電力は、夏の電力不足に備え15%程度の節電を要請しました。
東日本大震災による未曾有の被害を考えれば、節電対策は当然のことですが、
この苦境からはい上がり、できるだけ早く復旧・復興を果たすためには、
従来と同じ活動をより少ないエネルギーでできるようにする知恵が求められます。
そこで家庭や会社で今すぐにできる節電対策をご紹介致します。
・オフィスでできる節電対策
パソコンの節電
社内で1人1台が当たり前になっているパソコンですが
数が多い上に就業時間中はずっと電源が入っている
ケースが多く、電力使用量も増える一方です。
お昼休みなど休憩中の時には本体を「休止状態」にすれば、
電力使用量をほぼゼロにできます。
さらに、液晶モニターの明るさを控えめに設定するだけでも省エネになります。
エアコンの節電
オフィスで最も消費電力が高いのがエアコンです。
設定温度を通常よりも夏なら高め、
冬なら低めにすることで高い節電効果をあげることができます。
・家庭でできる節電対策
冷蔵庫の節電
冷蔵庫は一日中つけっぱなしなので電気代も結構かかってしまいます。
そこで冷蔵庫内の温度調節目盛りを外気温に応じて設定をぜひ見直してみてください。
細かい目盛りがあるタイプなら、目盛り1つ弱めるだけでも節電になります。
また、ドアの開け閉め回数を減らすことでも節電になるので
やたらとドアを開けるのを控えるようにしましょう。
家電の待機電力の節電
無駄な電気代の代表でもある待機電力。
待機電力を節約する代表的な方法は『コンセントを抜いておくこと』です。
コンセントを差したままでいると、
使っていなくても電気代がかかってしまいます。
使わない時には抜いておくのが良いのですが頻度が高い物は面倒になるので、
頻度の少ない物だけでもコンセントを抜くようにしましょう。
原発問題は色々な所に影響が出ていますが、だからこそ一人一人の協力が必要です。
まずは身近でできる節電対策で夏の暑さや電力不足に対応していきたいですね。
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